1. [デザインマネジメントとは]   企業経営におけるデザイン業務の全体的運用管理をデザインマネジメントといいます。広い意味での「デザイン管理」です。
    1. 企業経営におけるデザイン業務のマネジメント
    2. 企業経営におけるデザイナーのマネジメント
    の二つがポイントになります。
     具体的には、 企業経営や各種事業にどのようなデザイン業務(分野)を導入すればよいのか、その際どのようなデザイナーを活用すればよいのか、商品開発プロセスにおけるデザインの役割は何か、デザイナーとはどのような人間か、デザインに関する組織(セクション)をどうすればよいのか、デザインの意志決定は誰が行うべきか、などを検討しながら業務を推し進めていきます。 そのため、ここでは、デザインマネジメントの主要なポイントを解説します。
     
  2. image: download

    デザイナーはこれらの資質・能力により、商品開発、事業開発、CI(コーポレート・アイデンティティ)計画、ブランド開発、広報宣伝のためのグラフィックデザイン、製品のパッケージデザインなどを行います。  しかし、必ずしも、すべてのデザイナーが同じ資質や能力を持っている訳ではありません。すべての分野に精通しているわけではありません。各デザイナーには、それぞれ得意な専門や分野があり、持っている知識、スキル、過去の実績、ビジネス経験、時代感覚などに違いがあります。  これらのデザイナーの資質や能力を、経営者が前もって簡単には理解できないことも問題になっています。経営者は、デザイナーを起用する際は、過去のデザイン実績をチェックしたり、第三者に相談したりすることが必要になります。大阪府内には、いくつかのデザイン相談を行っている機関があります。→(大阪のデザイン振興機関) (via デザイナーの資質と姿勢)

    デザイナーはこれらの資質・能力により、商品開発、事業開発、CI(コーポレート・アイデンティティ)計画、ブランド開発、広報宣伝のためのグラフィックデザイン、製品のパッケージデザインなどを行います。  しかし、必ずしも、すべてのデザイナーが同じ資質や能力を持っている訳ではありません。すべての分野に精通しているわけではありません。各デザイナーには、それぞれ得意な専門や分野があり、持っている知識、スキル、過去の実績、ビジネス経験、時代感覚などに違いがあります。  これらのデザイナーの資質や能力を、経営者が前もって簡単には理解できないことも問題になっています。経営者は、デザイナーを起用する際は、過去のデザイン実績をチェックしたり、第三者に相談したりすることが必要になります。大阪府内には、いくつかのデザイン相談を行っている機関があります。→(大阪のデザイン振興機関) (via デザイナーの資質と姿勢)

     
  3. ○コーポレート・アイデンティティ(CI) 一番大きな枠組みとしてコーポレート・アイデンティティ(CI)があります。自社の経営理念、事業ビジョン、コアコンピタンス(強み)など企業の全体像を明確にしながら、対外的にも社内にも、これらを強くアピールしていく戦略です。 デザインは、このCIに対して、コンセプトデザイン(概念設計または企画)として全体のプロデュースを計画します。○ビジュアル・アイデンティティ(VI) ビジュアル・アイデンティティ(VI)は、CIを遂行するために、企業のロゴやマークなどの目に見えるもの(ビジュアル)によって企業のあり様をアピールしていくイメージ戦略です。広報物、製品、営業車輛や社員の勤務態度など目に見えるものはすべて含まれます。 デザインは、このVIに対して、企業のロゴ・マーク、広報物、帳票類、営業車輛などについて、グラフィックデザイン(ビジュアルデザイン)を行います。○ブランド・アイデンティティ(BI) ブランド・アイデンティティ(BI)は、CIおよびVIを遂行するために、商品やサービスにつけられる名前(ネーミング)によって企業全体をアピールしていく戦略です。商品やサービスにつく名前は商標(商標権)であり、財務的には資産価値の意味を持ち、長期的に信用を持ち続けることができればいわゆる「のれん」として認知されます。 デザインは、このBIに対して、企業や製品のロゴ・マークのグラフィックデザインを行います。その際、デザイナーは、ネーミングの部分は他の専門家に依頼することもあります。商標権の取得は企業またはデザイナーが行います。○プロダクト・アイデンティティ(PI) プロダクト・アイデンティティ(PI)は、これらのアイデンティティ戦略のもとに、製品をどのように作っていくかを考える戦略です。 これには、インダストリアルデザイナーが製品開発全体のプロデュースを行ったり、個々の製品のデザインを手がけます。意匠権の取得は企業またはデザイナーが行います。
このように、デザインは企業のアイデンティティ戦略と密接に関わっていますので、自社の業務内容に応じてデザインの活用を図りましょう。

企業のアイデンティティ戦略とデザインの役割

    ○コーポレート・アイデンティティ(CI)
    一番大きな枠組みとしてコーポレート・アイデンティティ(CI)があります。自社の経営理念、事業ビジョン、コアコンピタンス(強み)など企業の全体像を明確にしながら、対外的にも社内にも、これらを強くアピールしていく戦略です。
    デザインは、このCIに対して、コンセプトデザイン(概念設計または企画)として全体のプロデュースを計画します。

    ○ビジュアル・アイデンティティ(VI)
    ビジュアル・アイデンティティ(VI)は、CIを遂行するために、企業のロゴやマークなどの目に見えるもの(ビジュアル)によって企業のあり様をアピールしていくイメージ戦略です。広報物、製品、営業車輛や社員の勤務態度など目に見えるものはすべて含まれます。
    デザインは、このVIに対して、企業のロゴ・マーク、広報物、帳票類、営業車輛などについて、グラフィックデザイン(ビジュアルデザイン)を行います。

    ○ブランド・アイデンティティ(BI)
    ブランド・アイデンティティ(BI)は、CIおよびVIを遂行するために、商品やサービスにつけられる名前(ネーミング)によって企業全体をアピールしていく戦略です。商品やサービスにつく名前は商標(商標権)であり、財務的には資産価値の意味を持ち、長期的に信用を持ち続けることができればいわゆる「のれん」として認知されます。
    デザインは、このBIに対して、企業や製品のロゴ・マークのグラフィックデザインを行います。その際、デザイナーは、ネーミングの部分は他の専門家に依頼することもあります。商標権の取得は企業またはデザイナーが行います。

    ○プロダクト・アイデンティティ(PI)
    プロダクト・アイデンティティ(PI)は、これらのアイデンティティ戦略のもとに、製品をどのように作っていくかを考える戦略です。
    これには、インダストリアルデザイナーが製品開発全体のプロデュースを行ったり、個々の製品のデザインを手がけます。意匠権の取得は企業またはデザイナーが行います。

    このように、デザインは企業のアイデンティティ戦略と密接に関わっていますので、自社の業務内容に応じてデザインの活用を図りましょう。

    企業のアイデンティティ戦略とデザインの役割

     
  4. image: download

    1-1.さまざまな場面でデザイン活用(企業経営におけるデザインの役割)  企業経営においてデザインはどのような役割を担っているのでしょうか。企業経営の主要な業務について、関係するデザインの分野とデザイナーの内訳を次の表に示します。 (via 企業経営におけるデザインの役割と中小企業経営におけるデザイン導入)

    1-1.さまざまな場面でデザイン活用(企業経営におけるデザインの役割)  企業経営においてデザインはどのような役割を担っているのでしょうか。企業経営の主要な業務について、関係するデザインの分野とデザイナーの内訳を次の表に示します。 (via 企業経営におけるデザインの役割と中小企業経営におけるデザイン導入)